日本リスク管理学会 投稿規則
1.投稿者
①投稿者は、原則として日本リスク管理学会(以下、「本学会」という。)の会員とする。
②投稿する会員は、当該年次の学会費を納入済みであることが必要である。
③投稿する会員は、全国大会での報告を義務とする。
2.投稿論文
①投稿論文は、日本リスク管理学会の設立目的に則したテーマであり、日本語もしくは英語で書かれた未公刊の論文とする。
3.投稿論文の種類
①投稿論文の種類は、研究論文と寄稿(事例研究・研究ノート・論壇・書評)に分類される。
②研究論文は、原著論文(査読付き論文)と自由論文(査読なし論文)に分類される。
4.投稿論文の書式
①投稿論文の原稿は、本学会指定のひな形にしたがって作成する。
②「本文」、「脚注」、「図」、「表」、「謝辞」、「引用文献」、「参考文献」を含めて、A4サイズ40字×35行で17ページ以内とする。
③第1枚目に、タイトル(日本語と英語)、所属・氏名(日本語表記とローマ字表記)、英文要旨(Abstract)を200語以内でつける。
④「脚注」は、当該ページ下部に本文と区別して記載する。
⑤「図(Fig.)・表(Table)」は、そのまま本文中に挿入して通し番号をつける。
<例>図1、図2 表1、表2 Fig.1、Fig.2 Table1、Table2
⑥「謝辞」は、本文最後に記載する。
⑦「引用・参考文献」は、本文の後に一括して記載する。(<引用文献>と<参考文献>として分割することもできる)
基本的に、引用・参考文献は著者名のアルファベット順に記載する。ただし、研究アプローチを考慮すると年代順が適切であるという場合は、年代順に記載してもよい。同一著者の論文を複数記載する場合は、発行年の古い順に並べる。
(単行本の場合)
著者名(発表年)『書 名』出版社名.
(雑誌中の論文の場合)
著者名(発表年)「論文名」『掲載雑誌名』発行所,巻, 号,掲載ページ(pp.最初-最後).
(編著図書の場合)
著者名(発表年)「論文名」編者名『掲載雑誌名』出版社,掲載ページ(pp.最初-最後).
(例)
吉田茂(2007)『★★におけるビジネスマネジメントの展開』△△出版.
佐藤栄作(2006)「△△△経営の現状と課題」『ビジネス・マネジメント研究』日本ビジネス・マネジメント学会,Vol.3,pp.120-135.
Bandura,A.(1977)“Self-efficacy Toward a Unifying Theory of Behavior Change,” Psychological Review, Vol.84, pp191-215.
Robbins,S.P.(1997) Essentials of Organizational Behavior(5th Edition), Prentice-Hall Inc.
Vroom,V.H.(1964) Work and Motivation, John Wiley&Sons Inc.(坂下明宣・榊原清則・小松陽一・城戸康彰訳(1982)『仕事とモティベーション』千倉書房).
5.学会誌の発行
学会誌の発行は、その時期、順序などは学会誌出版委員会が決定する。
6.著作権
①掲載された論文等の著作権は、日本リスク管理学会に帰属する。
②学会誌に掲載された論文等を執筆者が他の出版物に転用する場合には、あらかじめ学会の了承を得ることが必要である。
7.研究論文
①研究論文とは、独創的もしくは創造的な内容で、かつ「問題、目的、方法、結果、考察、結論、脚注、引用」などについて、科学論文の要件を満たすものである。
②投稿論文は、原則として査読委員(レフェリー)による査読終了後、査読結果に基づいて、論文審査委員会が掲載の可否、その種類(原著論文、自由論文、寄稿)を決定する。ただし、投稿者の希望により、自由論文および寄稿は掲載することができる。
③寄稿の分類は、査読委員による査読結果に基づいて、論文審査委員会が決定する。
8.論文審査委員会
①論文審査委員会は、総務会との共同により、査読委員を選出・決定し、査読に関する一連の職務を遂行する。
②論文審査委員会は、学会事務局に対して選出した査読委員を報告する。
③論文審査委員会に対して、研究論文の投稿者氏名および所属など、投稿者が推定される事項について、原則として匿名とする。
9.査読委員
①査読委員は、学会事務局への報告を除いて、原則として匿名とする。
②査読委員は、一つの研究論文に対して複数名が選出され、査読審査する。
③査読委員に対して、研究論文の投稿者氏名および所属など、投稿者が推定される事項について、原則として匿名とする。
10.原著論文(自由論文も準ずる)の投稿から掲載までのプロセス
(1)投稿者は、定められた期日までに学会事務局に電子メール等を通じて原稿データを提出する。
(2)学会事務局は、速やかに投稿者に対し論文受理の連絡をする。
(3)学会事務局は、速やかに論文審査委員会に対し当該論文を送付する。
その際、投稿者の氏名および所属などの匿名性を確保する。
(4)論文審査委員会は、総務会と共同して、当該論文の分野・領域を考慮して査読委員を選出し査読を依頼する。
(5)査読委員は、査読終了後、速やかに論文審査委員会に対し査読結果について報告する。
①原著論文として掲載可
②一部修正後、原著論文として掲載可
③一部修正後、自由論文として掲載可
④寄稿(研究ノートなど)として掲載可
⑤掲載不可
(6)論文審査委員会は、査読委員の判断を尊重して、論文審査委員会としての査読結果を速やかに学会事務局に報告する。
(7)学会事務局は、速やかに投稿者に対し査読結果を連絡する。
(8)投稿者は、学会事務局からの連絡を受理した後、1ヶ月以内に「4.投稿論文の書式」に準じて加筆・修正し、電子メール等を通じて原稿データを提出する。
(9)一連の査読プロセスについて、学会事務局が投稿論文を受理した後、投稿者に対する学会誌への掲載可否の連絡まで、2ヶ月以内に完了するように努力する。
(10)投稿者は、学会誌への掲載可否結果について、掲載可否の連絡を受理した後14日以内を限度として、学会事務局に対して文書による質問をすることができる。
11.特記事項
①学会事務局および学会誌出版委員会は、論文審査委員会において相当の期限を過ぎても査読結果を報告されない投稿論文がある場合、また論文審査委員会として査読結果を保留したなどの事項については、論文審査委員会の判断によらずに、学会誌への掲載の可否を決定することができる。
②学会誌出版委員会は、倫理的配慮等に基づいて、投稿論文の書式、表記方法、表現方法等について、投稿者に変更を求めることができる。
③投稿論文は、原則として随時受けつける。ただし、ただし、当該年次の学会誌への掲載については、研究論文については全国学術大会終了後の1月末日を投稿申込期限とする。
④学会誌の発行については、原則5月末日発行を予定している。
⑤上記は当面の措置であり、今後、学会誌の複数発行により変更もあり得る。
12.雑則
①当規則は、平成29年4月1日から施行
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